予防歯科

Preventive

Bear Polar Dental House

虫歯や歯周病を予防するためには、専門の歯科医による歯垢除去クリーニングや虫歯予防のためのフッ素塗布が大切です。早めのケアで歯の健康を守りましょう。

  • クリーニング(PMTC)

    専門家による歯のクリーニング

    歯周病のは全身の疾患(脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病など)につながる可能性があります。毎日の歯磨きでは取り除けない細菌バイオフィルムが付着し、むし歯や歯周病、口臭の原因となります。予防のためには専門のケアが必要です。

    専門家による歯のクリーニング

    PMTC『プロによる歯のクリーニング』を行います!

    PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)は、特殊な器具やペーストを使って歯の表面や歯と歯ぐきの境についたバイオフィルム(歯の表面の固まり)を除去する歯のクリーニング方法です。これにより歯をツルツルにし、プラークのつきにくい状態を作り出します。プロのスタッフによる定期的なPMTCは、約3ヶ月ごとに再生されるバイオフィルムに対抗し、歯の健康を保つのに効果的です。

    専門家による歯のクリーニング
  • GBTメンテナンス

    プラークを除去できる予防システム

    予防先進国、スイスで生まれた歯科機器メーカー、EMS(Electro Medical Systems)社製の最新のエアフローを使用して、定期メンテナンス(GBTメンテナンス)を行っています。 特殊なパウダーを歯面にジェット噴射することで、歯面に付着したプラーク(バイオフィルム)を痛みを感じずに除去することが可能で、残存歯のみならずインプラントのメインテナンスにも使用できます。 高いパフォーマンス、安全性、快適性に優れており、う蝕予防、歯周病予防に効果的です。 バイオフィルム、ステイン、早期歯石を快適かつ効率的に除去し、皆様のお口の健康に役立てて参ります。

    プラークを除去できる予防システム
    プラークを除去できる予防システム
    プラークを除去できる予防システム
  • シーラント(予防充塞法)

    シーラントで虫歯予防

    小児歯科での「シーラント」は、奥歯の溝にできる虫歯を防ぐための方法です。特別なプラスチックで奥歯の溝を埋め、虫歯の原因を防ぎます。このプラスチックは虫歯治療にも使われるレジンと同じ材料でできており、しっかり埋めておけば虫歯の発生を防ぐことが期待できます。効果は短期的に見ても十分で、特に生えたばかりの奥歯には有効です。しかし、シーラントだけでなく、定期的な健診やブラッシング、フッ素利用、バランスの取れた食事などが虫歯予防には重要です。

    シーラントで虫歯予防
  • フッ素塗布

    フッ素塗布で強い歯に!!

    当院では、歯に高濃度のフッ素を塗布し、歯質を強化します。乳歯から生えはじめの永久歯に特に効果的です。フッ素を歯の表面に定期的に塗布することで、むし歯にくい歯を育てます。十分な効果を得るためには、年に3~4回のフッ素塗布が理想的です。美味しい味のフッ素をご用意しており、小さなお子さまでも抵抗なく塗布できます。

    (ぶどう、りんご、いちご、チェリー味)

    (ぶどう、りんご、いちご、チェリー味)

    フッ素塗布で強い歯に!!
    • Icon Check 歯質を強化する

      歯のエナメル質を硬くすることで、虫歯の原因菌が作り出す酸に強い歯を作っていきます。

    • Icon Check 再石灰化作用を助ける

      酸で溶けてしまった虫歯になりかけた部分をもとに戻す、唾液の再石灰化作用を助けます。

    • Icon Check 虫歯原因菌の活動を抑える

      虫歯の原因菌の活動を抑えて、歯を溶かす酸が作り出される量を抑制することができます。

    Check

    市販の歯みがきジェルなどに含まれるフッ素は濃度が低いため、日常的な使用では虫歯予防に効果がありますが、歯科医院で行うフッ素塗布とは異なります。一般市販品を使用する際は、取り扱い説明書をよく読み正しく使用することが必要です。フッ素の効果を最大限に引き出すには、適切な使用方法が重要です。フッ素配合製品に関する疑問や使用方法について気になる方は、お気軽にご相談ください。

  • 定期健診

    虫歯と歯周病のコントロール

    予防歯科は、歯や歯ぐきの病気を治療するのではなく、それらの病気を未然に防ぐためのケアを提供します。「痛くなってから歯医者に行く」という考え方ではなく、「お口の健康を保ちたい」「赤ちゃんのむし歯を避けたい」という目的で、患者さんが定期的に歯科医院を受診する傾向が増えています。歯の治療を受けたにもかかわらずむし歯が再発したり、「ブラッシングをしているのにむし歯ができやすい」「口臭が気になる」といった悩みがある場合、専門の歯科衛生士によるクリーニングが隠れた歯石やプラークを取り除き、様々なトラブルを未然に防ぎます。病気になってから治療しても、失われた歯や歯ぐきは元に戻りません。そのため、予防が重要であり、当院では3ヶ月に1度の定期的な歯科清掃を通じて、患者さんが生涯を通じて自分の歯で噛み続けられるようサポートしています。

    虫歯と歯周病のコントロール

    虫歯・歯周病で歯を失いたくない!

    「年をとったら(老化現象で)歯は失われていくものだ」と思っておられる方がたくさんいらっしゃると思います。実際に今の日本の現状ではその通りです。

    厚生労働省による平成23年歯科疾患実態調査では、80歳の方の平均残存歯数はたったの9.8本しかありません。年々、歯の残存数は増加していますが、日本に次ぐ世界第2位の長寿国スウェーデンの80歳の歯の残存数は、20本と日本の2倍近い数字です。

    各国の80歳の平均残存歯数

    では、予防先進国はどのようにして、歯を残しているのでしょうか?
    その答えが1~3か月に1回、定期的に歯科医院でメインテナンスを受けることなのです。欧米では、治療ではなく、このメインテナンスに力を入れたことによって、国民の平均残存歯数が飛躍的に向上したのです。

    各国の80歳の平均残存歯数

    各国のメインテナンスを受けている人の割合

    以下のグラフのようにメインテナンスをきちんと受けた方と受けなかった方とでは80歳になったときに約9本もの差がついているのです。

    各国のメインテナンスを受けている人の割合
    各国のメインテナンスを受けている人の割合

    贅沢な時間を!!

    定期健診は自分の健康管理の一環として活用しましょう。健康な状態を保ちたい方はセルフケアの成果を確認し、次回の健診までの励みにもなります。歯科衛生士によるクリーニングは気持ちよく、リラックスした時間を過ごせます。何も問題がなくても、将来の治療を予防する経済的で贅沢な選択です。痛みを感じないうちに健康を維持しましょう。

    虫歯と歯周病のコントロール

    虫歯と歯周病のコントロール 歯周病を効果的にコントロールするには、家庭でのセルフケア(プラークコントロール)と、定期的な歯科医院での定期健診が必要です。プラークコントロールは自分で行う清掃ですが、歯科医院での専門家のクリーニングも不可欠です。歯ブラシでは届きにくい箇所や歯ぐきの溝など、見えない部分に隠れた病気を進行させないためです。歯周病リスクが高い人は1~3ヶ月ごとの専門的なクリーニングが必要です。この作業では、歯周ポケットの深さを探り、歯石を見つけて徹底的にバイオフィルムを取り除きます。感覚と高度な技術が必要な作業で、歯ぐきや歯根を損傷せずに行います。

    人生のステップに合わせた予防・メンテナンスプログラムについて

    専任の歯科衛生士によるサポート

    当院は、歯の健康を守るために「予防」に力を注いでいます。生後から高齢者まで、全ての患者さんに対応しています。専任の歯科衛生士が年齢ごとに合わせた4つの予防プログラムを提供し、むし歯や歯周病の予防方法やブラッシングのコツを説明します。患者さんのお口の健康をサポートし、治療後もきちんとケアしていきます。年齢や健康状態に応じて、効果的なセルフケアができるようサポートします。

    専任の歯科衛生士によるサポート

    【定期検診プログラム】乳・幼児期~育つ~

    専任の歯科衛生士によるサポート
    専任の歯科衛生士によるサポート
    専任の歯科衛生士によるサポート
    • ・卒乳を目指す
    • ・間食回数を1日2回に
    • ・虫歯菌定着の抑制2)よく噛む習慣をつける(食育)
    • ・地産地消の食材を使った食事
    • ・バリエーション豊かな食事

    【定期検診プログラム】学童期~学ぶ~

    テーマ:歯(口腔機能)を鍛える
    テーマ:歯(口腔機能)を鍛える
    テーマ:歯(口腔機能)を鍛える
    • ・フッ素塗布歯面塗布、フッ素入り歯磨き剤
    • ・洗口液の使用
    • ・シーラント2)生活習慣を身につける
    • ・適切なブラッシング方法を学ぶ
    • ・よく噛んで食べる
    • ・食事中はTVを消す

    【定期検診プログラム】成人期~働く~

    テーマ:健康な歯(口腔機能)を守る
    テーマ:健康な歯(口腔機能)を守る
    テーマ:健康な歯(口腔機能)を守る
    • ・丁寧なブラッシング
    • ・歯間清掃用具を使う
    • ・フッ化物配合歯磨き剤を使用する2)プロフェッショナルケア(専門家が守る)
    • ・定期的な健康チェック
    • ・PMTC(歯科衛生士によるクリーニング)

    【定期検診プログラム】老年期~楽しむ~

    テーマ:歯(口腔機能)を活かす
    テーマ:歯(口腔機能)を活かす
    テーマ:歯(口腔機能)を活かす
    • ・適切な歯ブラシ選びと使用方法
    • ・歯間ブラシの使用
    • ・舌清掃を行う2)よく動かす(機能の維持)
    • ・唾液の分泌を促す
    • ・口腔機能促進